2005年06月24日

水野晃樹の半生は、山あり谷あり…ソウタあり???

◆コウキ@12/MF/水野晃樹

水野晃樹は日本のサッカー処として知られる、
静岡県清水市(現在の静岡市)に生まれました。
小学校時代は彼の有名な静岡FCに所属(カイト@18山本海人と一緒♪)、
当然のように、高校は清水商業に入学します。

しかしながら、静岡の県予選は比類なき激戦区。
コウキがいた3年間で、全国大会に出場できたのはたったの1回
2年生の時の高校総体だけでした…。
(その時の清商が弱かったのではなく、
小野伸二がいた時でさえ、選手権には3年間で1度も出られていないのです)

ちなみにこの時のキャプテンは、
ワールドユース2003UAE大会にも出場していた菊地直哉。
コウキより一つ年上の3年生でした。

1回戦はシードだった清商。
コウキは続く2回戦(対国士館)、3回戦(対玉野光南)、
そして準々決勝(対渋谷教育幕張)と、
3戦すべての試合でゴールを決めたのです!

準決勝の相手は国見。
この時の国見は、コウキと同じ2年生に、
ソウタ@平山相太、ヒョウドウ@兵藤慎剛、ホクト@中村北斗の3人を擁していました。

2-1でリードしていた前半終了間際、
清商はキャプテン菊地が2枚目のイエローで退場…。
その後4点を奪われて、2-5で敗退となりました。

国見の5点のうち、2点をソウタ、1点をヒョウドウに決められたのです。
それまですべての試合で点を決めていたコウキは、
その試合では点に絡めませんでした…。

3年生時には小野伸二の8番を受け継ぐコウキですが、
総体、高円宮杯、選手権ともに県予選で敗れました。
Jリーグからのオファーが来ないのも、代表に選ばれないのも、
至極当然なのかもしれません…。
大学進学を志したコウキです。

その頃、日本中から大注目を浴びていたソウタ@平山相太。
彼が選んだ進路は筑波大学でした。
人々は「なぜプロに行かないんだ?!」と疑問を呈していました。

しかし、コウキはその筑波大学の受験(推薦)に失敗したのです…。
めげずに中京大学を狙うことに。
が、受験の前にジェフから「来ないか」と誘われるのです!
彼はそれまで、ジェフの練習に参加したことすらなかったのに…。

2004年、ジェフ入団。
173cm、58kgと身体がまだ出来ていないと思われがちなコウキは
なかなか出場機会に恵まれせん。
非公式なトップデビューは2004年7月のレアル・マドリード戦での3分間…。

本当のトップ・デビューは、2004年10月17日の2nd stage 清水エスパルス戦。
後半37分からの、たった10分間のデビューでした…。

コウキは次の試合でも交代出場を果たします。
その次の試合からは、なんとスターティング・メンバーとなるのです!

Jリーグでの活躍が光るコウキに、熊が目を付けないわけはありません。
12月、彼はU-20代表合宿メンバーに選ばれます。
彼が代表に呼ばれたのは、もちろん、この時が初めてでした。

ジェフのスカウティングの素晴らしさ、
体重58kgのコウキをスタメンに選ぶオシムの英断を称えるとともに、
ビッグマウスというよりはちょっとブラック(?)な、
彼のコメントをお楽しみくださ〜い!!!

*********************************

左足でした。練習通り
清商時代の唯一の全国大会(H14高校総体)2回戦でゴールを決めた時のコメント。
彼の利き足は右足ですけどね…。

前半からいかないと。明日も決めます
その総体の準決勝、国見戦前のコメント。
3試合連続ゴールのコウキに期待が集まりました…。

僕はですね、(平山)相太と合わないんですよ

僕は僕で『お前が入るのが遅い』って言うし、
相太は相太で『もっといいボールちょうだい』って言ってる


あのデカいの…

えええっと、ソウタに対するコメントや呼び方でございます。
「もちろん冗談です(笑)」なんて言葉が後に続いたり続かなかったり…。
ええ、きっと冗談でしょう…多分(汗)。
ただ、彼の半生を考えれば、ソウタにだけはキビシイ彼のコメントも分かるよう…な?
(ソウタには何の落ち度もないんですけどね…)

いや、あんなの初めてですよ
オランダ戦のソウタのゴールへの、アシストに対するコメント。
えっと、4月の代表キャンプのジェフ戦でも、ソウタに2アシストしてましたけど…。

自分がもしキッカーだったら蹴るところに走り込んだらピタリと合った。
(キッカーの前田と)気持ちが合ったという感じ。

2005年5月24日の壮行試合チリ戦での得点について聞かれて。
マエシュンとは相性がいいそうです。…ソウタに対する皮肉じゃないよね

同じようにはなりたくない
遠縁に当たる鈴木啓太クンが、アテネ五輪直前でまさかの代表落ちしたことについて。
コウキはブラッキーな人ですから…ね? マジメに受け取っちゃダ〜メ!

「どうせワールドユースのメンバーになんて入らないからいいや」って(笑)
熊代表に招集された時の気持ちを聞かれて…。
ああ、もうKANKAN、どうフォローしたらいいのかわからない…(泣)
ダメモトで頑張った! ってことだよね?!

なんですかねえ、やっぱり運ですよ。
「今こうしてワールドユースのピッチに立てていることを、どう受け止めています?」と聞かれて。
いえいえ、それは実力でっすぅ。意外と謙虚なんですね。

サッカーしている時は、ちゃんと入れていないとすっきりしないし、落ち着かないんです
(マエシュンを筆頭に?)皆がシャツを出してることが多いのに対し、
コウキはしっかり入れ直すことについて。意外と几帳面なんですね。

(伊野波とは)心拍数の合う人同士で走っていたので、たまたまです。
ただ同じ年代同士なんで、ライバル意識はすごいあります。
走りはジェフでもしっかりやっていますからね。負ける気はしないです。

U-20合宿の持久力トレーニングで、イノハ@伊野波雅彦と並んでトップだったことについて。えっとえっと、たくさんの取材記事に「イノハとコウキの持久力が凄い!」と書かれてるんですけど…負けず嫌いなんですよね?

出場するからには全部勝ちます! 代表の戦術に合わせて自分の良さを出したい
オランダ戦直前のコメントです。

***************おまけ***************

中盤はもっとタイトに行かないとダメだ
オランダ戦後にジェフの坂本將貴大先輩に電話したところ、
一緒に居た阿部勇樹キャプテンから頂いたお言葉。
U-20の皆にも伝えたそうです。

キャプテンとしてチーム、そして僕のことを考えて、
いろいろためになることを言ってくれています

いつも厳しい阿部勇樹キャプテンに対してはこんなコメントも。
ちょっと安心するKANKANでっすぅ。

勝つ気があるなら考えろ。水野、やる気がないなら帰れ!
高校総体準々決勝のハーフタイムに、大滝監督から言われたコトバ。
それに対して「怒られた自分が情けなかった」と思ったそう。
そして後半1分にゴールを決めました!

***************おまけ2***************

デビュー戦が地元の試合で、しかも勝つことができてうれしい。
1対1になったら、縦にいってセンタリングを上げるように指示されていたけど、
時間がなかったしガムシャラにやっただけ。
1本はチャンスにつながったけど、もっと練習からアピールして次の出場を目指します

2004年10月17日デビュー戦後のコメント。
ようやく素直なコメントを見つけて一安心…。
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